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小児科の喘息音楽療法

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  〜小児科の喘息音楽療法〜a_ilst186

2002年から浅香山病院小児科外来にて行ってきた「喘息音楽療法」を記録としてご紹介させて頂きます
 (2014年に小児科外来終了に伴い現在は行っておりません)



⑴喘息音楽療法の歴史
 *1729年Richard Browneがメディカル・ムジカンーヴァという本で紹介
 「喘息患者は、発作と発作の間にいつも歌を歌っているようにすると、
  効果的な呼吸訓練が行え、その結果,喘息発作の息苦しさを和らげる事が
  でき、予防的な効果も見られた」

 * 1970年 日本においてアレルギー小児科医師館野先生が、音楽家や音楽療法士と研究をすすめられ
  「喘息患者に役立つ音楽療法」を考案


⑵当院で導入のきっかけ(小児科医師の発案)
 理学療法士による腹式呼吸導入の体操を行っていたが、幼児に、理解させる事が困難であることから音楽療法(特に下記2点)に注目した

 * 体操に音楽を用いる事で動作が自然と生き生きしてくる
  その動きを用いて、子どもにも自然と腹式呼吸の導入が行えたり呼吸が制御出来るようになる
 
 * 気管支喘息の症状によって、子どもの自立性や自主性の獲得が障害されやすい所を、
  音楽を用いる事で、歌う事の楽しさ、楽器を使うワクワク感などから、楽しみを倍増させる事が出来る
  この事は、積極的な治療の取り組みにつながる


⑶特徴
 * 医師との連携
 * プログラム作成時には理学療法士からのアドバイス
 * 親子での参加:家庭でのサポートを目指す
 * 集団としての効用:心理面での相乗効果


(4)目的
 * 腹式呼吸の習得
 * 発作時の呼吸困難感の軽減
 * 親子の気管支喘息に対する取り組み方の改善


(5)実施プログラム 


(6)評価表の作成  (別紙)
 

(7)参加者への案内 (別紙)
 喘息音楽療法たより「ぽこ あ ぽこ」発行


(8)学術研究業績 


*別紙については後日順次掲載予定です